雨がふってえんきになってしまった、いもほりえんそく。
つまんない つまんない つまんない
こどもたちは、おおきなおいもを えがきはじめます。
おいもは、ヘリコプターでようちえんへ。プールにうかべてふねにしたり、いもざうるすをつくったり・・・
しろとくろの絵のなかにえがかれた、むらさき色の おおきな おおきな おいも。
たのしいそうぞうのせかいは、おいもパーティーのあとの おならで うちゅうまでとびあがります。
あなたも おおきな おおきな おいもをえがいてみたくなりませんか?
<作者紹介>
●赤羽 末吉
1910年東京生まれ。1932年渡満。戦後は子どものためのさし絵の仕事に情熱をかたむけ、1959年、日本童画会展で茂田井賞受賞。1965年には「ももたろう」(福音館書店刊)と「白いりゅう黒いりゅう」(岩波書店刊)で、さらに1968年には「スーホの白い馬」(福音館書店刊)で、それぞれサンケイ児童出版文化賞を受賞。1990年没。