おすすめしたスタッフ:ツボウチ
作:ローラ・インガルス・ワイルダー
絵:安野 光雅
訳:安野 光雅
出版社:朝日出版社
150年ほど前のアメリカ北部。
大きな森の小さな家にインガルス一家は引っ越してきました。
「大草原の小さな家」のドラマを見たことがある人は「なるほど!」と、
見たことのない人きはっと驚かれるような細密なイラストがたくさん詰め込まれています。
洗濯機も掃除機もガスコンロもない時代、
ひとびとはどんな暮らしをしていたのでしょうか?
「もうこんなに絵がたくさんの本は描かないと思う」と安野さんを
言わしめたほどたくさんの美しい挿絵に彩られた一冊。
かまどから漂うバターの香りや薪割りの音が聞こえてきそうです。
<作者紹介>
●ローラ・インガルス・ワイルダー
1867年、アメリカ北部のウィスコンシン州に生まれる。1932年、西部開拓時代の体験をもとにした自伝的小説、「大きな森の小さな家」を発表。「大草原の小さな家」「プライム・クリークの土手で」などとあわせ、「小さな家シリーズ」として世界中で読まれてきた。
●安野光雅
1926年、島根県津和野町に生まれる。BIB金のリンゴ賞(チェコスロバキア)、国際アンデルセン賞などを受賞。主な著作に「ふしぎなえ」「旅の絵本」シリーズ(全8巻)などがある。