おすすめしたスタッフ:ツボウチ
作:かがくい ひろし
出版社:php研究所
「もうすぐ梅雨明けです」というかたつむりの天気予報を聞いて、
太陽が夏の風物詩たちに、出番を呼びかけます。
ソフトクリーム、かき氷、すいかにメロンにとうもろこし、
蚊取り線香、浮き輪、かぶとむしやセミのすがたもあります。
総勢12名、みな一斉に夏に向かって走り出しました。
流しそうめんのじっちゃんに見送られ、太陽に飲み込まれ、人間の世界へ。
さて、ことしの夏はどんな夏になるのかな?
なつのおとずれが待ち遠しくなる一冊です。
<作者紹介>
●かがくい ひろし
1955年、東京に生まれる。東京学芸大学教育学部美術科卒業後、学校勤務の傍ら、人形劇の活動や紙を使った造形作品の制作、発表を行う。「おもちのきもち」で絵本作家としてデビュー。主な作品に「もくもくやかん」「ふしぎなでまえ」(以上、講談社)、「だるまさんが」(ブロンズ新社)、「おむすびさんちのたうえのひ」(PHP研究所)などがある。