カステラ、カステラ!

 

最近大ブーム、カステラのルーツを辿る絵本です。

 

大航海時代にポルトガル人たちにより、長崎に伝えられたとされるカステラ。

この本では、当時の船乗りたちの様子や、宣教師、長崎の人たちの暮らしなどが生き生きと描かれています。

 

400年も前の日本で、はじめてカステラを食べたひとは、

どんなにびっくりしたでしょう。

日本ではまだ卵を食べる習慣はなく、砂糖も高級品だったのです。

 

日本にはないオーブンを再現する職人たちの工夫・努力も素晴らしく、

カステラに対する情熱が伝わってきます。

 

今まで何気なく食べていたカステラが、人々の努力と歴史の積み重ねである

ことを学べて、ずっしりとこころを満たしてくれそうな一冊。

科学や歴史読み物として大人の方にも楽しんで頂ける作品です。

 


 

<作者紹介>

●明坂英二(あけさかえいじ)

1931年神戸市生まれ。早稲田大学仏文科中退。PR誌の編集に携わるうちに食べ物の歴史や文化に興味をもち、本を書き始めた。著書に「卵を割らなければオムレツはできない」、「オーブンからの手紙」(ともに青土社)など。

 

●齋藤芽生(さいとうめお)

画家。1973年生まれ。時代の波に忘れ去られて行く事象たちを博物図譜のように繊細な筆致で描く。主な展覧会に「アーティストファイル2009ー現代の作家たちー」(国立美術館・東京)、「祝祭と祈りのテキスタイル」(熊本市現代美術館・熊本)など。2011年に画集「徒花図鑑」(芸術新聞社)出版。

 

つぼうち

オススメした人:つぼうち

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タイトル:
カステラ、カステラ!
作:
明坂 英二
絵:
齋藤 芽生
出版社:
福音館書店

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