おすすめしたスタッフ:ツボウチ
雨がふったら、どこへいく?
作:ゲルダ・ミューラー
訳:いとうなおこ
出版社:評論社
街のマンションに住むリュックとマリオン。
双子のちびっ子は、仲良しのお兄さんステフと一緒に沼にでかけます。
あたりにはいろいろなどうぶつや虫たちがいっぱい!
ところが雨がふりだすと… あれれ? みんなどこへいくのかな?
雨が好きないきもの、苦手ないきもの。
それぞれのいきものが雨のときどんなふうに過ごしているのか、
美しいイラストと共に詳しく紹介されています。
雨のあとにみえるにじのひみつも。
巻末では本文の内容がさらに深く丁寧に説明されており、
物語でもあり、大人も楽しめる科学読みものでもあるすてきな作品です。
<作者紹介>
●ゲルダ・ミューラー(Gerda Muller)
1926年、オランダ生まれ。 アムステルダムのデザイン学校を卒業後、ロジャンコフスキーに憧れ、パリに移る。 20代から現在に至るまで、精力的に絵を描きつづけている。 おもな作品に『ソフィーのやさいばたけ』(BL出版)、『3びきのくま』(評論社)など。
●いとうなおこ(伊藤直子)
新潟県生まれ。東洋大学文学部卒業。フランス語翻訳家。