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アンネのこと、すべて
作:編:アンネ・フランク・ハウス
文: 監修:石岡史子
訳:小林 エリカ
出版社:ポプラ社
ユダヤ系ドイツ人の少女、アンネ・フランク。
しあわせに暮らしていた彼女は、迫害から逃れるために、
家族とともに隠れ家で生活することになります。
13歳から毎日のように書き綴った日記。
その日記は761日めで途切れます。
第二次世界大戦後、家族の中でただ一人生き残った父、
オットーはアンネが残した日記を出版しました。
この本は、たくさんの写真やイラストとともに、
アンネが見た世界とその時代を客観的に教えてくれます。
そして、歴史の一つとして、事実をわかりやすく伝えてくれます。
史実を辿るきっかけになる1冊です。
<作者紹介>
●小林エリカ
作家・マンガ家。著書は小説「マダム・キュリーと朝食を」「彼女は鏡の中を覗きこむ」、放射能の科学史を巡るコミック「光の子ども1,2」、ノンフィクションにアンネ・フランクと実父の日記をモチーフにその足取りを辿る「親愛なるキティーたちへ」など。
●石岡史子
1970年生まれ。リーズ大学出身。翻訳家、教育者。NPO法人ホロコースト教育資料センター理事長。愛知教育大学非常勤講師。