おすすめしたスタッフ:キクチ
不眠症
作:早川 純子
出版社:パロル舎
ある夜に、扉の下に差し込まれた、一枚の招待状。
その招待状は、まくらの下に…
そこから十五の夜の間、
さまざまな恐怖と苦痛がやってきて、眠れない夜が続きます。
版画で描かれた夜の暗闇の中でのできごとは、
怖くも楽しくもあるような…
読んだ後、あなたは眠れなくなる?
それとももしかしたら、ぐっすり眠れちゃう…?
<作者紹介>
●早川 純子
1970年、東京生まれ。 1996年、プリンツ21版画グランプリ展大賞受賞。 1997年、多摩美術大学大学院修了。 挿絵に『トビアと天使』(スザンナ・タマーロ あすなろ書房)『トリツカレ男』(いしいしんじ ビリケン出版)『物語の作り方 ガルシア=マルケスのシナリオ教室』(G・ガルシア=マルケス 岩波書店)『憑かれた旅人』(バリー・ユアグロー 新潮社)、絵本に『しんじなくてもいいけれど』(内田麟太郎文/ビリケン出版)『不眠症』(パロル舎)『まよなかさん』(ゴブリン書房)『はやくちこぶた』(瑞雲舎)『山からきたふたご スマントリとスコスロノ』(福音館書店)『てんぐのくれためんこ』(偕成社)などがある。