夏の大三角形のひみつ

夜空に、天の川がひかり輝く七夕の夜…

星博士のパパうさぎが、子うさぎに「夏の大三角形」のひみつを教えてくれました。

織姫の星「ベガ」、彦星の星「アルタイル」、白鳥座の「デネブ」。

この３つの星を結んだ三角形が「夏の大三角形」。

そして、白鳥座のくちばしの星「アルビレオ」は、まるで織姫と彦星のような、赤と青の二重星…。

「夏の大三角形」には、まだまだ隠された秘密があるようです。

星にフォーカスした七夕絵本。

空を見上げながら、この季節におすすめの１冊です。

＜作者紹介＞

●あらいしのぶ

九州大学大学院(システム生命学博士)　主に分子生物学を専門とし、骨格筋・心筋の発生や収縮機能について研究を行ってきた。二児の母となったことをきっかけに幼児期科学遊びや小学校理科教育の教材開発に転向。現在は中村学園大学の助教。

●しらいしえり

佐賀大学大学院(修士)　主に彫塑を制作し、九州や関東で作品発表をしている。現在は、中村学園大学・中村学園大学短期大学部武術部門助手として、幼児児童の造形教育について研究も行っている。

●ほっしーえいじ(松本榮次)

神戸大学大学院（法学修士）兵庫教育大学大学院（学校教育学博士）ALCAT(Astronomy Live Camera And Telescope）
星座カメラやインターネット望遠鏡等を活用し、昼の授業においてリアルタイムの天体観察授業を行っている。コンピュター教育で文部科学大臣賞、法教育で日本司法支援センター賞（法テラス賞）を受賞。理科教育・天文教育・法教育・子どものための哲学・総合的な学習等について幅広く研究している。元小学校教諭で、地域の小学校において約25年間天体観察会を続けている。現在は、佛教大学非常勤講師・慶應義塾大学共同研究員。