おすすめしたスタッフ:タナカ
おそとがきえた!
作:角野 栄子
絵:市川 里美
出版社:偕成社
なかよくたのしく暮らしているチラさんとねこちゃん。
だけど、家の窓からみえるのは、となりの建物の壁だけ。
光がさしこむことはありません。
ある寒い日のこと、いつもそこにあった窓の外の壁が
まるで消えてしまったように見えなくなりました。
その様子をみたチラさんとねこちゃんは
思い思いに外の世界を描きだしました…
<作者紹介>
●角野栄子
1935年、東京都生まれ。早稲田大学教育学部英語英文科を卒業。著書に『魔女の宅急便』(林明子 画)、『ズボン船長さんの話』(鴨沢祐仁 画/以上、すべて福音館書店)、『大どろぼうブラブラ氏』(原 ゆたか 絵/講談社)などがある。
●市川里美
岐阜県生まれ。1971年にパリに渡り、独学で絵を学ぶ。絵本に『おだんごスープ』(角野栄子 作)、『バラがさいた』、『ベンジーのおくりもの』、(以上、すべて偕成社)、『うさぎのララ・ローズ』(講談社)、『ハナちゃんのトマト』(BL出版)などがある。