絵本の世界に迷い込んだような空間体験型の展示「えほんの世界展」が、今年もミッカで始まります。
今年は絵本作家・五味太郎さんのえほんの世界。
これまでに400冊以上の絵本を手がけ、世界中の人々を魅了してきた絵本作家・五味太郎さん。
本展では、代表作『きんぎょがにげた』や、考えることを楽しむ「ゲーム・ブック」シリーズ、さらに第30回日本絵本賞大賞を受賞した最新作『ぼくは ふね』を含む、7つの絵本作品をモチーフとした展示を行います。
展示テーマは「これがいいんだ!」– 五味太郎と あそぶ・きめる・いきる –
五味太郎さんの絵本に「こうしなきゃ」「うまくやらなきゃ」はありません。
ページをめくるたびにクスッと笑ったりハッと驚かされたり、
瑞々しい少年と思索に満ちた大人の両面を備え持つ五味さんの遊び心から伝わってくるのは「これがいいんだ」という安心感。
常に自分の感性にこそ従い、物事を面白がる姿勢は、「いきる」ことを力強く支えてくれるのだと気づかされます。
絵本の中に入り込んだような空間、考えながら遊べる仕掛けなど、
全身で五味ワールドにひたることのできる特別な展示体験をお楽しみください。
会場では、絵本にちなんだ関連イベントや、グッズ・書籍の販売、ミッカティールーム(カフェ)での限定メニューの提供もございます。
展示作品
・『きんぎょがにげた』 (五味太郎 作/福音館書店)
・『とんで やすんで かんがえて…』 (五味太郎 作/偕成社)
・「ゲーム・ブック」シリーズ (五味太郎 作/偕成社)
・「言葉図鑑」シリーズ (五味太郎 作/偕成社)
・『ぼくは ふね』 (五味太郎 作/福音館書店)
・『まどから おくりもの』 (五味太郎 作/偕成社)
・『ならんでいる』 (五味太郎 作/絵本館)
作家紹介
五味 太郎(ごみ たろう)
1945年東京生まれ。桑沢デザイン研究所卒業。絵本作家。 子どもから大人まで幅広いファンを持ち、その著作は450冊を超える。世界中で翻訳出版されている絵本も数多い。 『かくしたのだあれ』『たべたのだあれ』(以上文化出版局刊)でサンケイ児童出版文化賞受賞のほか、ボローニャ国際絵本原画展等、受賞多数。『みんなうんち』(福音館書店刊)、『きいろいのはちょうちょ』(偕成社刊)、『さる・るるる』(絵本館刊)などの作品がある。
展示概要
会 期:2025/8/8㊎▶︎2026/5/27㊌
場 所:絵と言葉のライブラリーミッカ(東京・亀有)
時 間:10:00〜18:00
休 館 日 :月曜・第4木曜(祝日の場合は翌日)、8月19日(火)、2月17日(火)、年末年始
観 覧 料 :無料 ※館内展示は別途ミッカ入館料が必要となります。
主 催:絵と言葉のライブラリー ミッカ
共 催:一般社団法人絵本とともに
特別協力:五味太郎
協 力:偕成社、福音館書店、絵本館、株式会社丹青社
※ミッカは子どもライブラリーのため、大人の方(16歳以上)の単独入館は通常の営業時間中ご遠慮いただいております。ご希望の方は大人のための時間「おとなミッカ」をご利用ください。
開催日はイベントカレンダーでご確認頂けます。
期間中の関連イベント
会期中、ミッカ・ミッカティールームではさまざまな催しを開催しています。
日時や参加方法など、詳細はイベント一覧をご覧ください。
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展覧会特別メニュー
ミッカ ティールーム
ミッカの隣にある紅茶と焼菓子のカフェ。
営業時間:11:30~18:00 (ラストオーダー17:30)
定休日:月曜、第4木曜、年末年始
Instagram:https://www.instagram.com/tea.room_micca/