おすすめしたスタッフ:タナカ
ドミトリー ともきんす
作:高野 文子
出版社:中央公論新社
『ドミトリーともきんす』へようこそ!
生涯をかけて科学の道を歩んだ研究者たちが
時代をこえてひとつ屋根の下で暮らしていたら…?
そんなもしもの世界での彼らの姿や交流が
寮母のとも子さんと娘のきん子ちゃんとの関わりを通じて描かれています。
今日も階段を降りてくる足音が聞こえてきました。
彼らに声をかけて、その思いや言葉にふれてみると
いつもの世界がなんだかあたらしく見えるかもしれません。
<作者紹介>
●高野文子
1957年、新潟県生まれ。看護師として勤務する傍ら、1979年に商業誌デビューする。著書に『黄色い本』(講談社)、『るきさん』(筑摩書房)など多数。絵本に『しきぶとんさん かけぶとんさん まくらさん』(福音館書店)がある。