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おすすめしたスタッフ:ツボウチ

絵本

しょうぼうねこ

作:エスター・アベリル
訳:藤田 圭雄
出版社:文化出版局

 

ぼくはのらねこ ピックルズ。

とくぎはまえあしパンチ。

高い木から降りられなくなったのを助けてもらったのがきっかけで

しょうぼうしょに住むことになったんだ。

 

じまんのまえあしで なにかすてきなことをしたいと夢見るピックルズは

はたして その夢をかなえることができるでしょうか?

 


 

<作者紹介>

●エスター・アベリル

1902年アメリカ・コネチカット州のブリッジポート生まれ。ヴァッサー大学、ブルックリン・ミュウゼウム美術学校卒業。最初ライターとして出発したが、1944年に出した”The Cat Club”に自分で絵をつけてからは、イラストレーターとしても活躍をはじめる。”The Cat Club”は、はずかしがりやの小さな黒ネコ ジェニー・リンスキーを主人公にしたもので、子どもたちに大歓迎され、ジェニー・リンスキ・ブックスは13冊にもなった。

 

●藤田圭雄(ふじた たまお)

1905年、東京に生まれる。早稲田大学独文科卒業。平凡社、中央公論社の編集者を経て実業之日本社で「赤とんぼ」を創刊。その後、中央公論社の「少年少女」「中央公論」「婦人公論」の編集長を歴任。44年には客員教授としてハワイ大学で教える。著書としては「ぼくは海賊」(フレーベル館)、「けんちゃん あそびましょ」(講談社)、翻訳絵本には「あおくんときいろちゃん」、「きんのえんとつ」、「ティアックのぼうけん」(至光社)などがある。

 

おすすめしたスタッフ:ツボウチ