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どんなかんじかなあ

文:中山 千夏
絵:和田 誠
出版社:自由国民社

ひろくんは、目が見えないまりちゃんのことを考えます。
見えないって、どんなかんじかなあ。

 

目を閉じて考えたひろくんは、
「みえるってすごいね。たくさんきこえるんだね」とまりちゃんに話します。

 

私たちは、私と違うあなたのことを、想像して生きています。
ひろくんは、たくさんたくさん考えることができる。
それはどんなかんじなのでしょうか。
寄り添いと豊かな想像の、尊さを感じます。

 


 

<作者紹介>

●中山千夏
1948年熊本生まれ。 1979年より3期連続して直木賞候補に。
著作は70点以上だが、2004年、「となりのイカン」(絵・長谷川義史)「へんなの」(絵・山下勇三)「いきてる」(絵・ささめやゆき)で絵本作家デビュー。
その後、「おとしものしちゃた」(絵・長新太)「あげたおはなし」(絵・安西水丸)など。
2006年、「どんなかんじかなあ」で第11回日本絵本賞を受賞。

 

▷超福祉絵本展「みんな違うのかもしれない」でも紹介しております。

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