
おすすめしたスタッフ:キクチ
空の飛びかた
作:ゼバスティアン・メッシェンモーザー
文:ゼバスティアン・メッシェンモーザー
訳:関口 裕昭
出版社:光村教育図書
飛べると思えば、飛べないペンギンも飛べる。
さあ、航空力学のテストから始めよう。
わたしたちの周りには、いつの間にか当たり前になっていることが
たくさんありますが、もしかしたらそれは、違うのかもしれません。
空をはばたけると信じるペンギンと、
飛べないとわかっていても、ペンギンをあらゆる実験でサポートする「わたし」。
ふたりの最高のペアは、どこへ向かうのでしょうか。
「信じること」は、当たり前を壊してくれるのかもしれないですね。
<作者紹介>
●ゼバスティアン・メッシェンモーザー
1980年、フランクフルト・アム・マインに生まれる。
2001年からマインツやディジョンの美術大学で学ぶ。
在学中から絵本作家として活躍。
デビュー作である『空の飛びかた』(光村教育図書)は、全世界で注目を浴びた。そのほかに、『リスとお月さま』『りすとはじめての雪』(コンセル)がある。
現在、フランクフルト在住。
▷超福祉絵本展「みんな違うのかもしれない」でも紹介しております。