おすすめしたスタッフ:スギモリ
みえるとか みえないとか
文:ヨシタケシンスケ
訳:アリス館
いろんなほしを調査する宇宙飛行士の男の子。
ほしでは、いろんな人と出会い、いろんな経験をする。
足が長かったり、からだがやわらかかったり、目が三つある人。
私たちからすると、めずらしいひとも、その星では、あたりまえのこと。
いろんな「あたりまえ」があり、いろんな「みえかた」があるのです。
おなじところをさがしながら、自分だけの工夫や失敗や発見を教えあい、
ちがうところをおたがいにおもしろがることができれば
すてきな一つのほしになるのでしょうか。
<作者紹介>
●ヨシタケシンスケ
1973年、神奈川県生まれ。筑波大学大学院芸術研究科総合造形コース修了。
日常のさりげないひとコマを独特の角度で切り取ったスケッチ集や、児童書の挿絵、装画、イラストエッセイなど、多岐にわたり作品を発表している。
●伊藤亜紗
東京工業大学科学技術創成研究院未来の人類研究センター。
リベラルアーツ研究教育院准教授。MIT客員研究員。
専門は美学・現代アート。
▷超福祉絵本展「のぞいてみなよ、こっちから」でも紹介しております。