水おとこのいるところ

 

だれかがあけたままにした蛇口から出てくる水で、とうとう、ひとりの人間ができあがりました。

青く、くもりのない、背の高い、水おとこ。

 

はじめは水おとこを追いまわしては、とらえようとしていた人びとも、水おとこのとうめいなやさしさに少しずつ心をひらいていきました。

夜にそっと、花に水をあげたり、犬に体をなめさせてやったり-。

 

そんなある日、あらしがきて、水おとこをよぶ雨たちの声がきこえてきます。

その声からにげて、水おとこがたどりついた場所は・・・

 

水おとこの水は、じつにおいしいのだそうです。

水をみると、彼を思いだしてしまいます。

うつくしい水おとこに思いをはせて。

 


 

<作者紹介>

●イーヴォ・ロザーティ

1971年イタリア、レッジョ・エミーリア生まれ。広告会社向けのコピーライターののち、作家へ。ホテルのポーターや飲食店経営などをしながら、執筆活動にいそしむ。『水おとこのいるところ』でイタリア・アンデルセン賞最終選考にノミネートされる。

 

はまの

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タイトル:
水おとこのいるところ
作:
イーヴォ・ロザーティ
絵:
ニック・マランド
訳:
大澤 晶 
出版社:
ほるぷ出版

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