おすすめしたスタッフ:ツボウチ
あおいめのめりーちゃん おかいもの
作:かこ さとし
出版社:偕成社
めりーちゃんはおかあさんといっしょにおかいものに行きます。
おかあさんが買ったのは、ネクタイにお肉やお野菜、
それから大きなケーキとぶどう酒。
めりーちゃんもおこづかいで ももいろとふじいろのテープを買いました。
じつはきょうはおとうさんの誕生日だったのです!
かつて子ども会で指導していたかこさんが、40年ぶりに描いた続編。
登場人物たちの豊かな表情が切り絵で描かれており、やさしいストーリー展開に心がほっこりする一冊です。
<作者紹介>
●かこ さとし
1926(大正15)年福井県武生町(現・越前市)生まれ。1948年東京大学工学部卒業。工学博士。技術士。 民間化学会社研究所に勤務しながら、セツルメント活動、児童文化活動に従事。1959年から出版活動にかかわり、1973年に勤務先を退社後、作家活動とともに、テレビニュースキャスター、東京大学、横浜国立大学などで児童文化、行動論の講師をつとめた。 また、パキスタン、ラオス、ベトナム、オマーン、中国などで識字活動、障がい児教育、科学教育の実践指導などを行い、アメリカ、カナダ、台湾の現地補習校、幼稚園、日本人会で幼児教育、児童指導について講演実践を行った。 『だるまちゃんとてんぐちゃん』『かわ』(福音館書店)、『からすのパンやさん』(偕成社)、『富士山大ばくはつ』(小峰書店)など500冊以上の著書がある。