おすすめしたスタッフ:キクチ
作:キューライス
絵:ヒグチユウコ
出版社:白泉社
ちいさなこねこと、ながいながいねこのおかあさんのおはなし。
ある風の強い日に、遠くまで飛ばされてしまったこねこは
おかあさんの体に沿って、顔を目指して歩き続けます。
声の聞こえるほうへ、あるいてあるいて…
とちゅうでおっぱいをのんで。
身体中で愛情を表現するふたりが、
愛らしく生き生きと描かれており色使いも魅力的です。
心温まるストーリーが、贈り物にもぴったりですね。
<作者紹介>
●キューライス
1985年栃木県出身。魚座、AB型。 高校生の頃から独学で短編アニメーションを作り始める。 東京造形大学アニメーション専攻一期生、同大学大学院卒業。2009年(株)東北新社企画演出部入社。 2017年退社。現在はフリーランスの漫画家、イラストレーター、演出家、アニメーション作家。
●ヒグチユウコ
画家・絵本作家。2019年に自身のギャラリー「ボリス雑貨店」をオープンし、定期的に個展を開催。近作には、描き下ろし画集『Fear』(ボリス文庫)を2021年2月に発売。著書は『せかいいちのねこ』『いらないねこ』『ほんやのねこ』『ギュスターヴくん』(白泉社)、『ヒグチユウコ 作品集』『BABEL Higuchi Yuko Artworks』『ヒグチユウコ画集 CIRCUS』(グラフィック社)など多数。現在、国内の美術館にて展覧会「ヒグチユウコ展 CIRCUS」を巡回中。2021年7月から上田市立美術館で開催予定。