おすすめしたスタッフ:ツボウチ
ぞうきばやしのすもうたいかい
作:広野 多珂子
絵:廣野 研一
出版社:福音館書店
みなさんは「すもう」を見たことがありますか?
ここ雑木林でも、こんちゅうたちの白熱した戦いが繰り広げられています。
さぁ、
みあって みあって
のこった のこった
からだの大きさだけでは勝負は分かりません。
おっと!
オサムシとカメムシはお互いの臭いでひっくり返りました
引き分けです!
大一番、カブトムシとクワガタの勝負はどうなるでしょう?
細密で美しいイラストがページいっぱい描かれ、迫力満点の作品です。
<作者紹介>
●広野 多珂子(ひろのたかこ)
愛知県生まれ。スペインのシルクロ・デ・ベーリャス・アルテスで美術を学び、帰国後、児童書の世界に入る。おもな絵本作品に『ねぼすけスーザのおくりもの』『ちいさな魔女リトラ』『おひさまいろのきもの』(福音館書店)、『さんぽみちは はなばたけ』(佼成出版社)、『ようこそ こいぬレキのにわへ』(教育画劇)などがある。千葉県在住。
●廣野研一(たかのけんいち)
1982年、埼玉県に生まれる。北里大学水産学部水産生物科学科卒業後、東京デザイン専門学校イラストレーション科卒業。現在は、フリーのイラストレーターとして、主に生物関係のイラストを描いている。絵を担当した作品に、『ぞうきばやしのすもうたいかい』『スズムシくん』(福音館書店)などがある。