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とうふこぞう
作:京極 夏彦
絵:石黒 亜矢子
訳:編:東 雅夫
出版社:岩崎書店
夜に豆腐を見せにくる、おばけをご存じですか?
豆腐をくれるわけではないのです。
‘見せるだけ‘です。
おばけとか妖怪と聞くと怖いイメージですが、ひょうきんな顔で
なんとも愛らしい。
手に持っている豆腐はどんな味だろう?
なんで豆腐をもっているんだろう?
いろいろ謎の多い”とうふこぞう”のお話です。
<作者紹介>
●京極夏彦
1963年生まれ。北海道小樽市出身。桑沢デザイン研究所を経て、広告代理店等に勤務の後、制作プロダクションを設立。アートディレクターとして、現在でもデザイン・装丁を手掛ける。現在、世界妖怪協会・世界妖怪会議評議員。関東水木会会員。怪談之怪発起人。古典遊戯研究会紙舞会員。全日本妖怪推進委員会肝煎。
●石黒亜矢子
1973年、千葉県生まれ。イラストレーターとして本の装丁画、挿絵などで活躍。著書に『平成物の怪図録』、装画に『豆腐小僧双六道中ふりだし』『豆腐小僧双六道中おやすみ本朝妖怪盛衰録』(いずれも著・京極夏彦)など、絵本に『おおきなねことちいさなねこ』がある。現在、千葉県在住。二児の母。
●東 雅夫
1958年、神奈川県生まれ。アンソロジスト、文芸評論家。1982年『幻想文学』を創刊し、2003年まで編集長を務める。現在は怪談専門誌『幽』編集長。著書『遠野物語と怪談の時代』で、第64回日本推理作家協会賞(評論その他の部門)を受賞。編纂書に『文豪怪談傑作選』『てのひら怪談』『稲生モノノケ大全』などがある。「怪談えほん」シリーズの企画・監修をつとめる。