おすすめしたスタッフ:スギモリ
どうぶつたちのナンセンス絵本
作:マリー・ホール・エッツ
訳:小宮 由
出版社:KTC中央出版
とても風変わりな動物たちがたくさん登場します。
ぼうしをかぶったカバや夫人を食べてしまうワニ、
紳士のコートを脱がせるヤギ、キバをぬかれるイボイノシシ・・
ちなみに私のお気に入りは、ブロンクス動物園のとしとったチンパンジー。
表現力が豊かな詩と絵は、まさにナンセンス。
誰かに聞いてもらいたくなってしまいます。
この本を読んでから動物園に行くと、
いつもとちょっと違った楽しみ方ができるかも?
<作者紹介>
●マリー・ホール・エッツ
1895年アメリカ ウィスコンシン州生まれ。動物達と親しんだ幼児は、後のエッツに、決定的な影響をあたえる。「セシのポサダの日」(冨山房刊)でコルデコット賞受賞。「海のおばけオーリー」(岩波書店刊)、「もりのなか」(福音館書店刊)などの作品がある。