おすすめしたスタッフ:ツボウチ
からすのおかしやさん
作:かこ さとし
出版社:偕成社
舞台は、いずみがもりのからすのパンやさん。
おとうさん、おかあさんがパンを焼き、
チョコちゃん、リンゴちゃん、レモンちゃん、オモチちゃんがパンを売っています。
ときが経ち、チョコくん、オモチくんは立派なカラスの若者に、
リンゴさん、レモンさんはきれいなからすの娘になりました。
ある日、チョコくんはとうさんの真似をして小麦粉で生地を作り、
たくさんのクッキーを焼きます。
肝心のお味のほうは…う~ん。。。
そこへお菓子作りが大好きな、お友達のミミちゃんがやって来て、
手伝ってくれることになりました。
パンやさんがおかしやさんにどうやって変身したのかな…?
かこさとしさんらしい、丁寧でリアルな描写に大人も夢中になる作品です。
<作者紹介>
●かこさとし
1926年福井県武生市(現越前市)生まれ。大学卒業後、民間企業の研究所に勤務しながらセツルメント運動、児童会活動に従事。1973年退社後、作家活動、児童文化の研究、大学講師などに従事。作品は500点以上。代表作として「からすのパンやさん」「どろぼうがっこう」(偕成社)「だるまちゃん」のシリーズ(福音館書店)、「こどもの行事しぜんと生活」シリーズ(小峰書店)などがある。