おすすめしたスタッフ:ハマノ
つなひき
作:ジョン・バーニンガム
訳:谷川 俊太郎
出版社:BL出版
くる日もくる日も かば と ぞう にからかわれ、すっかりうんざりしていた のうさぎ が かんがえた うまいさくせん。
それぞれにもちかけた つなひきしょうぶ、
じつは かば と ぞう に ひっぱりあわせる というものだった・・・!
アフリカにつたわる民話がもとになったおはなし。
谷川俊太郎さんの粋な訳もたのしいです。
はたして、つなひき のなりゆきは・・・?
<作者紹介>
●ジョン・バーニンガム
1936年イギリスのサリー州に生まれる。若いころは、兵役を拒否し、さまざまな仕事をしながら世界中をまわった。その後、ロンドンにある美術学校に通いながらイラストの勉強をし、ポスターなどを描いていたが、はじめて手がけた絵本『ボルカはねなしガチョウのぼうけん』でケイト・グリーナウェイ賞を受賞、絵本作家として鮮烈にデビューした。その後『ガンピーさんのふなあそび』で再度受賞し、この賞を2度受賞したはじめてのイラストレーターとなる。『ガンピーさんのドライブ』『おじいちゃん』『ねんころりん』『旅するベッド』『エドワルド せかいでいちばんおぞましいおとこのこ』など多数の作品を発表しており、いま、世界で最も注目されている絵本作家のひとり。夫人は著名な絵本作家であるヘレン・オクセンバリー。