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おすすめしたスタッフ:カスカワ

絵本

ゆきのひ

作:エズラ・ジャック・キーツ
訳:木島 始
出版社:偕成社

 

この絵本は、ピーターという坊やが、

初めて出会う「ゆき」と無邪気に遊ぶ様子がシンプルに描かれています。

 

作品の挿絵は、貼り絵の技法が巧みに使われており、

とても印象に残る美しい絵本です。

 

そして、外へ飛び出して雪の中に立った時のピーターのわくわくした気持ち、

新鮮な気持ち、とめられない好奇心などが真っ直ぐに伝わってきます。

 

真っ白な雪に真っ赤なマントの黒い坊や。

アメリカならではの多様性も感じる素敵な1冊です。

 


 

<作者紹介>

●エズラ・ジャック・キーツ

1916~19835月。ニューヨークの下町に生まれ、独学で絵の勉強をする。35歳頃から子供の本の挿絵を描き始め、1963年に文・絵共に自作の「ゆきのひ」でコルデコット賞(アメリカの年間最優秀絵本賞)を受賞。以後、「ピーターのいす」「ピーターのくちぶえ」など、十数点の絵本を発表し、子供の心の内面を新鮮な目で捉え、詩情ゆたかに表現した絵本作家として、世界的に高く評価された。

 

●木島始

1928年京都に生まれ、東京大学英文科を卒業。詩人・作家・英文学者として幅広く活躍。自作の詩集の他、絵本の翻訳に「はなをくんくん」「ゆきのひ」等。2004年没。

 

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