おすすめしたスタッフ:タナカ
作:フィリップ・ホプマン
訳:野坂 悦子
出版社:文化出版局
ふたりの出会いと、長きにわたる友情のお話。
ファッションデザイナーのユベール・ド・ジバンシィは、
パリで初めてのコレクションを発表し、新鮮なデザインで人々の心をつかみます。
そんな大忙しのユベールのお店に現れたのは、
つぎの映画の衣装を探しているという、女優のオードリー・ヘプバーン。
「新しいものをデザインする時間はないけれど、
ハンガーにかかっている服でよかったらごらんください」
そう言われたオードリーが、ためしにユベールの服を着てみると…
歴代のファッションをながめたり、映画のワンシーンを見つけるのも楽しい一冊です。
<作者紹介>
●フィリップ・ホプマン
1961年、オランダ北部に生まれる。ヘリット・リートフェルト美術アカデミーを卒業し、1988年にデビュー。250点以上の子どもの本に絵を描いている。
●野坂 悦子
1959年、東京都生まれ。『ねずみのマウリッツ』(イングリット&ディーター・シューベルト 作/文化出版局)、『第八森の子どもたち』(エルス・ペルフロム 作/福音館書店)、『リスのたんじょうび』(トーン・テレヘン 著、植田真 画/偕成社)など、数多くの作品を翻訳している。『おじいちゃんわすれないよ』(ベッテ・ウェステラ 作、ハルメン・ファン・ストラーテン 絵/金の星社)で産経児童出版文化賞大賞を受賞した。