おすすめしたスタッフ:ツボウチ
作:ディーン ハコエン
文:シェリー シャーシュミット
訳:いしづ ちひろ
出版社:BL出版
さむ~い まいにち、おとなはふとんが恋しいですね。
でも、元気な子どもたちは、なかなか簡単には眠ってくれません。
そろそろ、おやすみのじかん。
「おふとん かけて ほしいこ、だあれ?」と聞くと
ぶたさん、ぞうさん、くじゃくさんまで元気に手をあげてくれました。
でも…みんなすぐに眠れるかしら?
めくると布団になっているページがあり、
寝ている動物たちに掛けられるようになっています。
繰り返し何度もめくりたくなる一冊です。
<作者紹介>
●ディーン・ハコエン
コピーライターを経て、シェリーと出会う。「異なる要素のものをくみあわせることが面白いアイデアを生む」と言い、それが「おふとんかけて」の本のページを毛布として使う発想につながった。現在NY在住。
●シェリー・シャーシュミット
アートディレクターとして活躍。犬や猫をモチーフにした判じ絵の画家としても知られている。現在シカゴに住んでいる。
●石津ちひろ
1953年愛媛県生まれ。フランスで3年間すごしたのち、作家、翻訳家として活躍中。創作では「あしたうちにねこがくるの」(講談社)など、翻訳も多く手掛けている。