おすすめしたスタッフ:ハマノ
さようなら、わたしの恋
作:クロード・K・デュボア
訳:小川糸
出版社:ポプラ社
あなたは、愛をうしなったことがありますか?
もしかして、そのとき、世界の色がきえてしまうような気持ちになりましたか?
悲しみの森の奥深く、まるで自分の一部がはがされたような感覚。
さまざまな瞬間や、はたされなかった約束がこころにうかびます。
けれど、わきでる涙は、ある朝ぴたっととまる。
そして、ぜったいにまた世界を感じられるようになります。
そのときはくるから、それまでは、自分の感じる気持ちにただよりそってもよいのかもしれません。
かなしむ勇気をもてるいっさつ。
<作者紹介>
●クロード・K・デュボア
1960年ベルギーのベルビエに生まれる。デッサンを教えながら、著作、挿絵等多くの作品を手がける。