おすすめしたスタッフ:タナカ
ラチとらいおん
作:マレーク・ベロニカ
訳:徳永 康元
出版社:福音館書店
ラチにとって、毎日はこわいものだらけ。
そんな彼の前に現れたのは、一匹のちいさならいおん。
一緒に体操をしたり、散歩をしたり…
ラチのそばにはいつもらいおんがいます。
らいおんがついていると思えば、ラチの心にも勇気が湧いてきて
泣いてばかりいた日々が、少しずつ変わっていきました。
<作者紹介>
●マレーク・ベロニカ
1937年、ハンガリーのブダペストに生まれる。国立人形劇場のスタッフとして働いた後に、絵本作家になる。絵本に『もしゃもしゃちゃん』(みやこうせい 訳/福音館書店)、『おやすみ、アンニパンニ!』(羽仁協子 訳/風濤社)などの「ブルンミとアンニパンニ」シリーズなどがある。
●とくなが やすもと
1912年、東京都生まれ。言語学者、ハンガリー文学者。戯曲『リリオム』(モルナール・フェレンツ 作)や、書籍『ほんとうの空色』(バラージュ・ベラ 作/講談社、のち岩波書店)など、ハンガリーの作品を中心に数多くの本を翻訳している。