おすすめしたスタッフ:タナカ
とこちゃんはどこ
作:松岡 享子
絵:加古 里子
出版社:福音館書店
とこちゃんは、今日も元気にとことこ駆け出して…
あれ、どこに行っちゃったのでしょうか?
とこちゃんを追いかけてページをめくると
たくさんの人たちがにぎわう様子が描かれています。
この中に、とこちゃんはきっといるはず。
そういえば、とこちゃんはいつも
お気に入りの赤い帽子をかぶっていたような…
<作者紹介>
●松岡 享子(まつおかきょうこ)
1935年神戸市に生まれる。神戸女学院大学英文学科、慶應義塾大学図書館学科卒業。1961年渡米。ウェスタンミシガン大学大学院で児童図書館学専攻後、ボルチモア市立イーノック・プラット公共図書館に勤務。帰国後、大阪市立中央図書館を経て、自宅で家庭文庫を開き、児童文学の翻訳、創作、研究を続ける。1974年、石井桃子氏らと共に財団法人東京子ども図書館を設立。2015年まで理事長を務めた後、同館名誉理事長。文化功労者。著書に『子どもと本』『えほんのせかい こどものせかい』創作に『なぞなぞのすきな女の子』『とこちゃんはどこ』、翻訳に『しろいうさぎとくろいうさぎ』、「うさこちゃん」・「パディントンの本」シリーズなど多数。