
おすすめしたスタッフ:ハマノ
ゆうれいとすいか
作:くろだかおる
絵:せな けいこ
出版社:ひかりのくに
ゆうれいは怖~いと思っていませんか?
この絵本をよんだら、ゆうれいへのイメージが変わるかもしれません。
暑い日、男のひとが井戸で冷やしていたすいかを食べてしまったゆうれい。
気の弱いゆうれいは叱られて、おわびに言うことをきくことに。
まず頼まれたのは、蚊退治!
ゆうれいは、ところてんをつくる道具を用意してもらいます。
どうやって使うのでしょう?
そして、つぎにお願いされたのは…
おもいもかけない方向へ話は進んでいきます。
小気味よい涼しさを感じられる一冊。
<作者紹介>
●くろだかおる
絵本作家。和光大学人文学部人間関係学科卒業。リズミカルでユニークな世界観が多くの読者を魅了している。父親は落語家の6代目柳亭燕路(1991年没)、母親は絵本作家のせなけいこ(瀬名恵子)、兄は言語学者の黒田龍之助。作品に、「ゆうれいとすいか」「ゆうれいとなきむし」『ゆうれいとどろぼう』(以上ひかりのくに)、『はやおきおばけ』『おまつりおばけ』(共にフレーベル館)、母親とのエピソードから生まれた『おとうふ2ちょう』(絵・たけがみたえ/ポプラ社)がある。