おすすめしたスタッフ:ハマノ
いとしのロベルタ
作:佐々木 マキ
出版社:絵本館
いなくなってしまったロベルタ。
その姿を追い求めて、おじさんはいろいろな場所を探します。
その風景は、佐々木マキさんの描くどこか風変わりな世界。
いとしい存在がいなくなってしまったとき、
ひとはこんな思いをするのでしょうか。
おじさんにとってロベルタがどれほど大切か痛いほど伝わってきます。
そして、みつかるロベルタ。
その正体を知ったとき、あなたはどんな気持ちがしますか?
私達それぞれに、それぞれのロベルタがいるのかもしれません。
<作者紹介>
●佐々木マキ
1946年神戸市生まれ。絵本に『やっぱりおおかみ』『まじょのかんづめ』『おばけがぞろぞろ』『くりんくりんごーごー』(以上福音館書店)、『変なお茶会』『ピンクのぞうをしらないか』『はいいろこくのはいいろひめさま』『ムッシュ・ムニエル』シリーズ(以上絵本館)、『やまからきたペンギン』(フレーベル館)『ね むいねむいねずみ』シリーズ(PHP研究所)、『おばけのばむけ』(教育画劇)など。童話に『なぞなぞライオン』『おれはレオ』(以上理論社)などがある。