おつきさまこっちむいて

お月さまに、友だちのようにそっと語りかける男の子。

ほそいお月さまは…おなかがすいてるお月さま。

よるには…ねむそうなお月さま。

くものなかに…かくれんぼしているお月さま。

電線の上をつなわたりするお月さま。

そして、細かったお月さまは…とうとうまん丸お月さまに…。

慌ただしい日常の中、ふっと空を見上げてみたくなる１冊。

今日のお月さまは　どんなお顔を見せてくれるかな？

＜作者紹介＞

●片山令子

1949年、群馬県生まれ。片山健との絵本に「たのしいふゆごもり」「のうさぎのおはなしえほん」「チョコレートの妖精」「森にめぐるいのち」「おいしいなぞなぞ」詩集に「雪とケーキ」詩画集に「ブリキの音符」物語に「ユリとものがたりの木」など。

●片山健

1940、東京都生まれ。絵本に「おなかのすくさんぽ」「おやすみなさいコッコさん」「コッコさんのともだち」「コッコさんのおみせ」「コッコさんとあめふり」「タンゲくん」「おーくん　おんぶ」「いいな　いいな」「もりのてがみ」「どんどんどんどん」「きはなんにもいわないの」など。