おすすめしたスタッフ:ハマノ
作:八百板 洋子
絵:ナターリア・チャルーシナ
出版社:福音館書店
しずかな森に落ちた一枚のきいろの葉。
まるでてぶくろのような葉っぱをみつけた動物たちは、
じぶんのてにあうかなと、てをあててみます。
ねずみの小さなて、うさぎ、きつね、大きな大きなくまのて。
なかなかてぶくろにぴったりのてはありません。
そこにとおりかかったのは…
うつくしい絵に魅入られているうちに、あなたのてもそっとあててみたくなってしまうかもしれません。
<作者紹介>
●八百板 洋子
日本の翻訳家。 1946年、福島県に生まれる。 本姓・折坂。 中央大学文学部卒業後、1970年ブルガリアのソフィア大学大学院に留学。 1976年『ふたつの情念』、96年『吸血鬼の花よめ』で日本翻訳文化賞を受賞。 99年の『ソフィアの白いばら』で産経児童出版文化賞、日本エッセイストクラブ賞受賞。