ぐりとぐらの１ねんかん

さあ、みなさん！

ぐりとぐらと一緒に

1月から12月までを…かけあしで　巡ってみませんか？

赤と青のお洋服がとってもチャーミングなぐりとぐら！

冬は…そりにのってびゅうびゅう風の子。

春は…学校ごっこのお教室。

夏は…そとでお料理、山登りに魚釣り。

秋は…落ち葉の手品　目をつぶってちちんぷい。

今日のお気に入りのぐりとぐらは…何月にしようかな…。

ますます、ぐりとぐらが大好きになってしまう、そんな1冊です。

＜作者紹介＞

●中川李枝子

札幌に生まれた。東京都立高等保母学院を卒業後、保母として働くかたわら、児童文学グループ〈いたどり〉の同人として創作活動を続けた。現在は著作に専念している。1962年に出版された童話「いやいやえん」は厚生大臣賞、NHK児童文学奨励賞、サンケイ児童出版文化賞、野間児童文芸賞推奨作品賞を受賞した。また、1980年、「子犬のロクがやってきた」で毎日出版文化賞を受賞。おもな著書に「ももいろのきりん」「かえるのエルタ」、絵本には「そらいろのたね」「ぐりとぐら」「はじめてのゆき」「こだぬき６ぴき」など多数ある。東京在住。

●山脇百合子

東京に生まれた。上智大学卒業。高校3年の時、雑誌「母の友」の連載絵物語でデビュー。その後、童話「いやいやえん」「かえるのエルタ」「らいおんみどりの日ようび」「森おばけ」の挿し絵、絵本「そらいろのたね」「ぐりとぐら」「なぞなぞえほん」「くまさん　くまさん」など実姉中川李枝子さんとのコンビの仕事が多数ある。楽しい挿し絵は日本の子どもばかりでなく外国でも高く評価されている。