
おすすめしたスタッフ:ハマノ
作:銀城康子
絵:加藤タカ
出版社:農山漁村文化協会(農文協)
ペルーのごはんを食べたことがありますか?
辛さと酸味と香りをかんじる味、代表的なペルー料理であるセビッチェは
最後に残った汁も「トラのミルク」といわれ、残すのはもったいないそうです。
海岸地帯、山岳地域、熱帯雨林地域それぞれの風土や、
色々な国の食材や食文化を取り入れ、新しい美味しさをつくってきたペルーの食事。
厳しいマナーを自然とまもりながら(日本とは正反対のマナーもあります)、
家族やまわりの人たちと食卓を囲む時間を愛していることが伝わってきます。
食生活や習慣から、ペルーに暮らす人々が大切にしているものを感じられる一冊。
<作者紹介>
●銀城康子
1956年、青森県生まれ。管理栄養士。2年半フランスに滞在し、フランス在住日本人の食生活調査、フランス各地の日常食調査を行なう。帰国後も、非常勤講師や執筆活動をしながら、世界各地の日常食調査を続けている。