
おすすめしたスタッフ:タナカ
作:マーガレット・ワイズ・ブラウン
絵:アート・セイデン
訳:小池 昌代
出版社:講談社
おおきなうんてんしのいる おおきなきかんしゃ。
ちいさなうんてんしのいる ちいさなきかんしゃ。
カラマズーのまちからトンブクトゥーのまちへ向かいます。
おおきなきかんしゃは おおきなかしゃをつれて
ちいさなきかんしゃは ちいさなきかんしゃをつれてはしっています。
トンブクトゥーまでの道のりの中で描かれる街並みも魅力のひとつ。
どちらのきかんしゃに乗っても、きっとすてきな時間が過ごせそうです。
<作者紹介>
●マーガレット・ワイズ・ブラウン
1910年、アメリカのニューヨーク市ブルックリンに生まれ、ロング・アイランドで育つ。バージニア州ホリンズ・カレッジからニューヨーク市のバンク・ストリート教育大学に進む。卒業後、出版社に勤務し、編集者となる。主な作品に、『おやすみなさい おつきさま』(評論社)、『たいせつなこと』(フレーベル館)、『ちいさなもみのき』(福音館書店)、『ぼくにげちゃうよ』(ほるぷ出版)、『ぼくはあるいた まっすぐ まっすぐ』(ペンギン社)など多数。
●アート・セイデン
1950年代からアメリカで活躍したイラストレーター。主な作品に『The Animal’s Playground』、『The Turtle and Rabbit』(ともに米ランダム・ハウス社)、『My ABC book』、『The little Engine that Laughed』(ともに米ワンダー・ブックス社)などがある。
●小池昌代
1959年東京生まれ。詩人。津田塾大学国際関係学科卒業。主な作品に『永遠に来ないバス』(現代詩花椿賞)、『水の町から歩きだして』、『青果祭』、『夜明け前十分』(以上、思潮社)、絵本の翻訳で『ゆきが ふりはじめたら』(講談社)など多数。