
おすすめしたスタッフ:ヒガシノ
作:谷川 俊太郎
絵:和田 誠
出版社:福音館書店
日曜日の朝、何もすることがなかったので、ひろしくんはあなを掘り始めました。
ふかく掘った穴の中から空を見上げると、いつもより空が高く、そして青く見えることに気づきます。
そして、ひろしは穴をうめます。
「自分で行動して納得する」シンプルですが、大切なことに気づかされる一冊です。
<作者紹介>
●谷川 俊太郎
1931年、東京に生まれる。高校卒業後、詩人としてデビュー。1952年に第一詩集『二十億光年の孤独』(創元社)を刊行。以後、詩、絵本、翻訳など幅広く活躍。1975年日本翻訳文化賞、1988年野間児童文芸賞、1993年萩原朔太郎賞を受賞。ほか受賞多数。絵本作品に『ことばあそびうた』(福音館書店)、『マザー・グースのうた』(草思社)、『これはのみのぴこ』(サンリード刊)、『もこもこもこ』(文研出版)、「まり」(クレヨンハウス刊)、「わたし」(福音館書店)、「ことばとかずのえほん」シリーズ(くもん出版)他多数の作品がある。翻訳作品も多数。