しょうてんがいはふしぎどおり

ここは、あけぼの商店街。

いつもの商店街も、おばあちゃんとでかけると不思議な通りになってしまいます。

活気があって、いつもみんなが慌ただしく行き交う商店街。

おばあちゃんが子どもだったころの商店街と

今の商店街が交差して、不思議が次々やってくる。

木版画で描かれた街並みはどこか懐かしく、

お店の隙間や人の影が妖しく不思議に感じられます。

あなたの街の商店街にも、きっと…？

＜作者紹介＞

●内田 麟太郎（Uchida Rintarō）

1941年福岡県大牟田市生まれ。個性的な文体で独自の世界を展開。『さかさまライオン』（童心社）で絵本にっぽん大賞、『うそつきのつき』（文渓堂）で小学館児童出版文化賞、『がたごと がたごと』（童心社）で日本絵本賞を受賞。絵本の他にも、読み物、詩集など作品多数。 他の主な作品に「おれたち、ともだち！」シリーズ（偕成社）、『かあさんのこころ』（佼成出版社）、『とってもいいこと』（クレヨンハウス）、『ぽんぽん』（鈴木出版）などがある。