おすすめしたスタッフ:キクチ
作:ジェイソン・ビッテル
文:監修:今福道夫
絵:ケルシー・バゼル
訳:松藤 留美子
出版社:化学同人
動物とお話しがしたいと思ったとき、
まずは動物同士のコミュニケーションについて
考えてみるといいようです。
フラミンゴが一斉にダンスをするとき、
ガラガラヘビがガラガラ音をたてるとき、
彼らはどんな気持ちで、何を伝えるのでしょう?
著者は、ナショナルジオグラフィックの
エクスプローラー(世界を探検・探究する人)。
動物の生態に関するたくさんのユニークな研究結果が掲載された見応えたっぷりの1冊です。
これほど専門的な内容でありながら、全て絵で描かれているところも親しみを持って気軽に楽しめるポイントですね。
<作者紹介>
●ジェイソン・ビッテル Jason Bittel
サイエンス・ライター。ナショナルジオグラフィックのエクスプローラー(未知の世界を探検・探求する人)であり、マサチューセッツ工科大学(MIT)のナイツ科学ジャーナリズム・プログラムのフェロー。2014 年からナショナルジオグラフィックニュースの執筆をはじめ、新聞などに子どもたちのための楽しい記事を寄稿している。
●ケルシー・バゼル Kelsey Buzzell
オレゴン州スプリングフィールドに住むデザイナー、イラストレーター。ネコ愛好家。アメリカ太平洋岸北西部の動物や自然から日々インスピレーションを得ている。
●松藤 留美子 Rumiko Matsufuji
東京都出身。東京外国語大学卒業。訳書に『バレエ大図鑑(共訳)』河出書房新社(2019)、『マネーの正体 地域通貨は冒険する』集英社(2002)、『エスケープ・ヴ ェロシティ ―世紀末のサイバーカルチャー』角川書店(1997)など。森野そら名義でフィクションの翻訳も多数。
●今福 道夫 Michio Imafuku
東京都出身。動物行動学者。京都大学名誉教授。著書『ヤドカリの海辺』フレーベル館(1998)、『おとなのための動物行動学入門』昭和堂(2018)をはじめ、訳書『空飛ぶガチョウはなぜ太らないか ヒトと動物の進化戦略』化学同人(2000)など多数。