おすすめしたスタッフ:キクチ
作:真珠 まりこ
出版社:講談社
もったいないばあさんは、ぼくの残した米粒を食べたり、
お水の出しっ放しを怒ったり…
みかんのかわを捨てようとすると「もったいなーい!」と飛んできて、
お風呂にかわを入れて、みかん風呂をつくってくれます。
「もったいない」というのは、ものの価値を見直して
むだづかいを防ぐ魔法の言葉なのかもしれません。
実はもったいないばあさんは、ものへの感謝と、生み出す人への思いやりの気持ちを教えてくれているのかもしれませんね。
<作者紹介>
●真珠 まりこ
絵本作家。神戸うまれ。大阪とニューヨークのデザイン学校で、絵本制作を学ぶ。はじめての絵本「A Pumpkin Story」は、1998年アメリカで出版された(Greene Bark Press,USA)。2004年講談社より出版の絵本「もったいないばあさん」でけんぶち絵本の里大賞、ようちえん絵本大賞を受賞。もったいないばあさんはキャラクターが人気となり、毎日新聞、朝日小学生新聞などで連載され、2020年アニメとなって、6カ国語で公開されている。2008年より地球上で起きている問題と 私たちの暮らしとのつながりを伝える、「もったいないばあさんのワールドレポート展」を開催し、全国を巡回展示。2009年より2021年の終了まで、 UNDB-J 生物多様性リーダー、地球生きもの応援団メンバー。