おすすめしたスタッフ:コジマ
作:写真・文:筒井 学
出版社:小学館
ジィ……ジリジリジリジリ……
ミーンミンミンミンミ
日本の夏は、いつもセミたちとともにめぐってきます。
いなかでも都会でも、その声はひびきわたります。
セミたちのこと、どのくらい知っていますか?
大きな声で鳴く理由は?
お気に入りの木は?
おしっこは何回くらいする?
セミの一生は、2ミリほどの細長い小さな卵から始まります。
そこからあめ色のぬけがらと同じ姿になるまでどのような過程があるのでしょう?
おなじみのセミの普段なかなか見ることができない姿がたくさんの写真とともに紹介されています。
暑い夏、セミについて詳しくなってみませんか?
<作者紹介>
●筒井 学(つついまなぶ)
1965年北海道生まれ。 1990年より東京豊島園昆虫館に勤務。 1995年から1997年まで昆虫館施設長を務める。 その後、群馬県立ぐんま昆虫の森の建設に携わり、 現在、同園に勤務している。 昆虫の生態・飼育・展示に造詣が深く、 昆虫写真家としても活躍している。 著作は、 『虫の飼い方・観察のしかた(全6巻)』(共著、偕成社)、 『クワガタムシ観察辞典』(偕成社)、 『小学館の図鑑NEO 昆虫』 『小学館の図鑑NEO 飼育と観察』(共著)など多数。