
おすすめしたスタッフ:ゴトウ
作:谷口 智則
出版社:アリス館
暑い日には、旅するかき氷屋のカメレオンが作る
世界中で集めた色とりどりのシロップを使ったかき氷はいかがですか?
食べた瞬間、なにか素敵なことが起きる。
レモンにバナナ、はちみつをつかった “たいようかきごおり”
あまいソーダとうみのしおをつかった “うみかぜかきごおり”など…
どれもそそられる逸品!
『ぼくたちは なにいろにでも なれる。』
色と風景と気持ちが様々な温度を想起させてくれる。
裏表紙に描かれた青空のひまわり畑に、更に爽快感が増します。
<作者紹介>
●谷口 智則
1978年大阪府生まれ。金沢美術工芸大学日本画専攻卒業。 20歳の時にボローニャ国際絵本原画展を見て、独学で絵本を作りはじめる。 絵本『サルくんとお月さま』で絵本作家としてデビュー後、フランスの出版社Le petit lezard社より絵本『CACHE CACHE』をはじめ、日本だけでなくフランスやイタリアなどで数々の絵本を出版。読んだ人が絵本の世界に入り込め、登場人物の想いや言葉が空間に浮かんでくるような絵本作りを心がけ、たとえ言葉が通じなくても、子どもから大人まで世界中の人びとに想いと感動が伝わるような絵本作りを目指している。おもな絵本に『100にんのサンタクロース』『おおきいサンタとちいさいサンタ』『サルくんとバナナのゆうえんち』『まじょのルマニオさん』『サルくんとお月さま』『ブルドッグたんていときえたほし』『せかいいちながいゾウさんのおはな』『だれかのプレゼント』(以上文溪堂)などがある。