おすすめしたスタッフ:コジマ
作:かとう あじゅ
出版社:文溪堂
団地のすみで、とてもちいさな“じっちょりん”の家族が朝ごはんを食べています。
じっちょりんは、花びらや葉っぱ、花粉や蜜を食べます。
でも種だけは食べないでとっておきます。
その種はどうするのでしょう…
うららかな季節お散歩に出かけたら、じっちょりんの歩いた道をきっと見つけることができると思います。
普段道端でよく目にする草花の名前がたくさん紹介されていて、身近な植物図鑑のよう。
春の訪れが楽しくなる一冊。
<作者紹介>
●かとう あじゅ
東京生まれ。幼い頃の絵本が好きな気持ちのまま現在に至る。えほんワークショップ「あとさき塾」出身。作品に『じっちょりんのあるくみち』『じっちょりのなつのいちにち』『じっちょりんとおつきさま』『じっちょりんのふゆのみち』(以上 文溪堂)、「ただ よんだだけ」「なかよしスタンプがたまったら」(以上 おはなしプーカ・学研)がある。